びっくり!!まさか!?こんな不具合もあるんです
一見ふつうの住宅でも、調べてみるとびっくりするような不具合が見つかることがあります。見えないところにこそ、問題が隠れているのです。こちらでは、福岡市のホームインスペクション(住宅診断)専門の“クマホーム”が、住宅の不具合事例ランキングをご紹介します。あなたのおうち、大丈夫ですか?
よくある不具合事例とは?
ホームインスペクションを行っていて見つかる、よくある不具合事例とは、一体どんなものでしょうか? 上位3位をご紹介します。
ランキング1位:床下の場合
CASE1 築8年のB家
トイレの排水管を通す部分の土台が、意図的に大きく欠損。設計ミスあるいは、設備工事員の技量が不足していたことが考えられます。
CASE2 築10年のC家
玄関や居間の床に違和感があり床下をのぞくと、台所の配管が繋がっておらず、排水が全て床下に浸透していたことがわかりました。寒い地域のため、配管が凍結して爆裂したことが原因だと考えられ、このままでは床材が腐ってしまいます。
ランキング2位:屋根裏の場合
CASE1 新築のG家
天井裏を見ると、なんと排気管がつながっていないことが発覚。このまま住んでいれば、お風呂を使うたびに天井裏に湿気が充満し、カビやシロアリ、木材の腐食などが起きていたでしょう。
CASE2 築15年のH家
屋根の野地板にフローリングが使われていました。ほかで余った資材を使ったのではないかと考えられます。
CASE3 築20年のI家
屋根の改修時に職人が残したと考えられる、「吸い殻」を発見。さらにコーヒーで火を消したと思われるシミもあり、工事についても違法性が高いことがわかりました。
CASE4 築35年のアパートJ
小屋根裏のあちこちにシミがあり、高い修繕費用がかかることを予測されていたアパートですが、調査によって構造材の含水率がよいことがわかりました。ホームインスペクターのアドバイスに基づいて修繕を行い、その後も問題なく借主様が住まわれています。
ランキング3位:結露・雨漏り(湿気)の場合
CASE1 築30年の店舗併用住宅K
以前は屋根裏だった部分が、改修によって外部に面する形になっているにもかかわらず防水処理がされておらず、屋根裏に雨水が侵入。ほかにも水がたまっている箇所があり、ずさんな工事が行われていたことがわかりました。
CASE2 築21年の住宅
日当たりのいい南東側の部屋のサッシやガラス面に、結露によるカビがびっしり発生。断熱がきちんと施工されておらず、室内側の結露に加え壁の内部結露も発生しているようです。
お客様に喜んでいただける住宅診断を
福岡市のホームインスペクション(住宅診断)専門の“クマホーム”では、豊富な住宅診断の実績を積み重ねてきました。お客様から信頼をいただき、そして喜びの声も多数いただいております。こちらでは、診断事例とお客様の声をご紹介します。
診断事例
中古戸建て・A様
中古戸建て・B様
中古戸建て・C様
マンション・D様
お客様の声
「耐震性の問題が見つかって……」
不動産より木造戸建て住宅購入・A様
本当は契約前にホームインスペクションを行いたかったけれど、やりとりの流れで契約後に行うことになりました。診断によって耐震性に問題があることが発覚しましたが、売主である不動産業者には「中古は現物優先。補修工事はできない。」と言われてしまったのです。
しかし、診断を担当してくれたホームインスペクターの方に相談すると、最小限の補修方法を提案してくださり、報告書と一緒に業者に提出しました。すると、もともと耐震基準に満たない施工不良部分が隠れていたことをわかってもらえ、結果として売主である業者の全額負担で工事をしてもらうことができました。お願いして、本当によかったと思っています。
「診断後、購入をやめました」
個人売主より中古戸建住宅購入検討・B様
ホームインスペクターという名前はあまり聞いたことがなかったので、はじめは正直、少し不安がありました。しかし中古住宅の購入を検討するにあたって、建物の状態を知ることが必要だと思い、診断を依頼したのです。
診断結果を聞き、たくさんの質問をして、結局、ほかの事情もあってその住宅の購入はやめました。しかし、私自身納得できたのでよかったと思っています。
住宅という大きな買い物をするには、納得することが必要です。ホームインスペクションの費用は決して安いものではありませんが、重大な判断を下すためには払えない金額ではないと思います。